こんにちは、セキザキノア(@noah_sekiyama)です
ごく普通のOLの休日温泉一人旅を発信しています。
今回は鹿児島県の霧島温泉にある「霧島みやまホテル」さんに一人泊してきました。
- お風呂は5つあり全て貸し切りで利用できる。もちろん掛け流し
- 居心地の良いお部屋、館内。食事の際も一人客への配慮あり
- 地元の食材を生かした食事がどれも美味しい
とにかく快適に過ごせてのんびりできる宿でした。一人客も多く、お風呂も貸し切り利用なため初めての一人温泉旅にもおすすめです。
全11部屋と小さめの宿ではありますが、従業員の方もみなさんとても親切で且つ適度な距離感がありとても素敵な滞在になりました。
今回はそんな霧島みやまホテルさんをご紹介します
鹿児島の温泉はこちらもオススメ
霧島温泉 霧島みやまホテルに一人泊
【霧島みやまホテルのアクセス】鹿児島空港から車で30分弱。バスもあるが本数が少ないため事前に要チェック
- 〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3878-82
- 鹿児島空港から一般道で30分弱。バスだと1日4本
鹿児島空港は周辺に魅力的な温泉がたくさんあります。妙見温泉、日当山温泉、そして今回訪れた霧島温泉……
私は今回はレンタカーをチョイスしました
バジェットレンタカーでフィットをレンタルしました。じゃらんレンタカーからの利用で24時間借りて5800円とリーズナブルでした(クーポン700円分利用)。
鹿児島空港→霧島温泉は車だと一般道で30分弱と大変アクセスが良い場所にあります。
公共交通機関のみ利用の場合は鹿児島空港からリムジンバス鹿児島空港線で40分程度でアクセス可能ですが、2023年12月現在空港から霧島温泉に向かう直行バスは1日に4本しかないため事前の確認が必要です。
……てなわけで30分ほど運転してあっという間に霧島みやまホテルさんに到着。
駐車場は坂を少し上がったところにあるのですが、なんだか不思議な動物のオブジェがたくさん。動物…しまうま…?
玄関から伝わる小綺麗さ。当たり宿の予感…!玄関を入るとすぐに宿の方が出迎えてくださり、館内の説明や食事の時間を決めてチェックイン完了です。
【霧島みやまホテルのお部屋】広くはないが必要なものが全てあり効率的なお部屋。快適性◎
今回宿泊したのは3階にある「つばめ」という和室。階段のみでエレベーターはなさそうでしたので足の悪い方は事前に宿に確認してみると良いかもしれません。
6畳と決して広くはないお部屋ですが、伝わりますでしょうかこの快適性。すごく清潔。
必要なものが整然と、そして効率的に並べられています。
お湯はケトルタイプで保温できないのはちょっと面倒。ですが象印の新しいケトルです。
延長コードがあるのも結構嬉しい。
鏡も用意されているので朝のメイクが大助かりです。女性なら共感してくれる方多いと思うのですが、洗面所だと暗くてメイクしにくいんですよ……
そして何といっても景色が良いです!高台にある旅館なので見晴らしが良いし、ちょうど紅葉の時期でラッキーでした。
ベランダに出られるように外履きが置かれているのもグッドポイント。
フェイスタオル、バスタオルの他に珍しくも足袋ソックスもありました。後述しますがお風呂にもドライヤーがありますが、お部屋にも置かれていました。
冷蔵庫は空なので買ってきたものを冷やすことができます。徒歩2分ほどのところにローソンがあるので飲み物やお菓子などはそちらでも買えます。
水回りもとても綺麗。見えづらいですが歯ブラシと紙コップが用意されていました。その他必要なアメニティ(シャワーキャップやブラシなど)はチェックインの際に必要分をピックアップする方式です。
お手洗いも大変きれいで、温便座だったのも朝晩冷え込む晩秋には有り難かったです。
徒歩2分の場所にローソンがある
ホテルから歩いて2分のところにローソンがあります
アイス買ってお部屋で食べました!至福!
《Wi-Fiチェック》
Wi-Fiは客室のある2階と3階で別々にあり、速度もそこそこでした。夜になってみんな使う時間になるとやや重くなったものの動画の視聴も問題ない範囲でした。
《布団チェック》
お布団はチェックインの際から敷いてありました。
清潔感が一目で伝わるピシッとしたお布団。お風呂からでてポカポカでゴロゴロできるの最高です。
【霧島みやまホテルの温泉】5つある温泉は全て貸切で利用。湯の花がふんわり舞う柔らかな硫黄泉が掛け流し
温泉は内湯が2つ、露天が3つあり全て貸し切りで利用します。
- これぞ温泉!な白濁の硫黄泉を貸し切りで堪能
- お風呂はチェックアウトまで夜通し入れる
- かなりの湯量で掛け流し
私が宿泊した際は露天の「犬飼の湯」が閉鎖中でした。
それでも客室11に対して4つも貸し切り風呂があるんだから多いですよね。
内湯
内湯は2つ。共に1階にあり、利用する際にはのれんのところに置かれている「貸し切り中」の札をドアにかけます。
まずは奥にある「霧島の湯」から。
割と広めな脱衣所はとても清潔。脱衣所が綺麗な宿にハズレはありません。
部屋にもありましたがここにもドライヤーが置かれています。
アメニティは綿棒とハンドソープ。
では、いざ扉を開けてお風呂へ…!
貸し切りにしてはかなり広めなお風呂です。大人3~4人は入れそう。
シャワーも2つあります。シャンプー、コンディショナーボディソープ、そして写真にはないですが石鹸が置かれていました。
髪と身体を洗い、しっかりかけ湯をして、いざ入浴……!
ふんわりと湯の花が舞う白濁の硫黄泉は、「ああこれぞ温泉……」と思わせてくれます。
温度は43度くらいかな?宿の方からは熱いことがあるのでしっかりかけ湯をしてくださいと言われていましたがそこまで熱くなくてむしろ肩まで浸かれる適温です。
それにしても結構な湯量です。もったいないくらいにかけ流されています。
内湯ではあるものの窓も大きく開いて外の風が入ってくるのでかなり快適に入浴することができましたよ。
次にもう一つの内湯「丸尾の湯」。
露天風呂
露天風呂は3つありますが、先述の通私が宿泊した際は犬飼の湯がお休みでした。ですので今回は他の2つに入浴しました。
露天風呂は宿泊棟とは別に独立した建物があり、一度履物を履き替えて外に出る必要があります。
駐車場にあるしまうまを越えて坂を少し上がったところに「花房の湯」「轟の湯」があります。
まずは「花房の湯」へ。露天も内湯と同じでフロントにある「貸切中」の鍵兼札を借りて入浴します。逆に言うとフロントに札があれば空いているということですね。
露天風呂ではありながらも、かなり設備の整った脱衣所。ドライヤーまであるのは想定外でした。独立した露天風呂って大体の場合、服を入れるかごがあるだけの簡易的なものな場合が多いですからね。
内湯と同じくらいの大きさのお風呂。こちらも白濁の硫黄泉です。
シャワーもありますので、ここで身体髪を洗うことも可能。だからドライヤーがあったのね。
結構な湯量でお湯が投入されています。
露天とはいうものの、完全に外に面しているわけではないので雨が降っても安心です。内湯も大きな窓があってそちらは開放可能だったので、正直内湯と露天とでそんなに構造に差はないかな?
こちらは夜に入浴した「轟の湯」。
【霧島みやまホテルの食事】一人客への配慮◎ボリューム、味共に大満足な食事
夕食
夕食は1階でいただきます。大広間の方からはすでに三世代旅行と思われるご家庭の賑やかな声が聞こえてきていて、ああここで一緒に食べるのはちょっとしんどいかもな…と思っていたのですが、
一人泊のお客さんは大広間の隣にあるテーブル席に案内されました!衝立まであってプライベートが保たれてありがたい…
しかも私の席の向かいには霧島市の「アヒル隊長」の大きなぬいぐるみが置かれています。霧島の温泉や道の駅なんかに行くとよくアヒル隊長のぬいぐるみに遭遇します。
テーブルの上にはすでに前菜が用意されており、まずは食前酒の梅酒をいただきます。
\かんぱーーーい/
飲み物のメニューはこちら。芋焼酎が充実しているのはさすが鹿児島といった感じですね。
地ビールもありますが今回は伊佐市の「伊佐美」をソーダ割りでいただくことにします。
地ビールもあります。お酒はかなり充実してますね。
\再び、かんぱーーーい/
伊佐美は初めて飲みましたがスッキリとした飲み口で、口の中に残る芋の風合いが印象的でした。美味しい!
霧島茶も出していただきました。こういう時に地元のお茶が出てくると嬉しいですよね…
さて、目にも鮮やかな前菜たちをいただきます。
柿の白和えや栗の渋皮煮など季節を感じるお料理ばかりです。見た目も本当に可愛い。
カブには麦味噌をつけてガブリといただきます。
先付けは落花生のお豆腐。
落花生豆腐といえばの沖縄のジーマミー豆腐を想像したのですが、それとは違いしょっぱめの味付けで食感は更にむっちりでした。うまし。
続いてはお造り。何とワサビが本物の刷ったワサビでした。
霧島は海も近いからお魚も美味しいです。
茶碗蒸しは熱々を持ってきてくださいました。この茶碗蒸しが本当に美味しくて!
茶碗蒸しは旅館で大体出されるので結構な数食べている方だと思うんですが、こちらの茶碗蒸しは出汁が効いていて本当に美味しかったです。
りんごのグラタンは容器ごと(🍎ごと)いただきます。ホワイトソースとチーズが絶妙で美味!
鶏肉をみぞれ餡と。
アンコウの唐揚げは少し濃いめの味付けでお酒が進みました。身がプリプリで美味しい。
さて、お食事の最後は出汁しゃぶしゃぶでーーーす!見てください、野菜もたっぷり。
この時点で私はかなりお腹いっぱいだったのですが、それでもぺろりと食べてしまうさっぱりしゃぶしゃぶ。
宿の方からはおろしポン酢で食べてくださいと言われたのですが、出汁が効いているのでそのままいただいても美味しかったです。
最後はご飯とお味噌汁、そしてお漬物。
実はしゃぶしゃぶでかなりお腹いっぱいだったので「ご飯は結構です…」とお伝えしたのですが、「鮭とキノコの炊き込みご飯なので、よろしければおにぎりにしましょうか?」とご提案いただいたので甘えてしまいました。
デザートはマスカルポーネのクリームブリュレ。このブリュレはスイーツ専門店で出てきてもおかしくないくらい美味しかったです。
ご馳走様でした。
満足度150%の夕食でした!
朝食
朝食も夕食と同じ会場でいただきます。
席に着くとまずお茶を出してくださり、その後お盆に乗せて食事を一気に持ってくるスタイルです。
まずはサラダからいただきます。盛り付けや器がかわいいのがみやまホテルさんの良いところ。
旅館の朝食の定番、金平牛蒡と珍しい肉じゃが。
焼き魚もふっくら焼かれていてとても美味しかったです。
豚みそはお好みでご飯と一緒にいただきます。甘めでご飯が進む味でした。
温泉卵も美味しい。
デザートにはフルーツゼリーをいただき、食後にコーヒーを出していただきました。
朝からボリュームも味も大満足です!
【霧島みやまホテルの宿泊代金(一人泊)】二食付き一人泊148500円でした
一泊二食付きで14850円(+入湯税150円)
一人泊で二食付きのプランを予約して14850円でした。そこからじゃらんの1000円オフクーポンを利用し、更に貯まっていたポンタポイントを1100円分使いましたので実際にお支払いしたのは12750円でした。
お部屋もきれいだし設備も整っているし、食事も美味しくてお風呂は貸し切り。これで15000円を切るのは結構お値打ちなんじゃないかな〜と思います。
日当山温泉センター
今回はレンタカーは借りたものの、空港ー霧島で往復1時間しか運転しないとさすがにもったいないので、ずっと行きたいと思っていた日当山温泉センターにも立ち寄りました。
ヌルヌル感のある極上の温泉で再訪を誓いました…✨
【お気に入り度】★★★★★ 快適性抜群の宿。温泉、部屋、食事全てのクオリティが高い!
霧島周辺でリーズナブルに泊まれる貸し切り風呂の宿を探しているならこれ以上の選択肢はないのでは?と思う宿です。
「これぞ温泉!」と思わせてくれるような白く濁った硫黄泉。もったいないくらいにかけ流されていてお湯のフレッシュさも抜群。
食事、温泉、部屋どれをとってもクオリティが期待値を越えてくる色々な点において快適性が高い宿でした。小規模旅館ならではのこじんまりとした良さがありながらも、宿の方との距離がいい意味でちょうど良く離れており、しかしながら丁寧な接客という痒いところに手が届く、そんな滞在でした。
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