
私は月1回の温泉をご褒美にしてるOL!
掛け流しにこだわり、温泉宿を女性目線でご紹介しています。
今回は長野県は上高地にある「坂巻温泉旅館」さんに一人で宿泊してきました。


- 硫黄がふんわり香る掛け流し絶品温泉
- 山の幸を存分にいただける食事
- 上高地の前後泊で温泉を満喫したい人におすすめ
松本駅から1時間ほどでアクセスできる上高地の入り口にある宿です。名声高いお湯は本当に素晴らしく、館内も非常に快適で、また上高地の他の宿と比べると比較的宿泊費用もリーズナブル。そして日本秘湯を守る会に加盟しています。
上高地の足がかりとする人、温泉を堪能してのんびりする人、どちらの客層も泊まっている感じで一人旅も多い印象でした。楽天トラベルやじゃらんの掲載がなく直予約のみで、その点少しハードルが高く感じるのですが心の底からおすすめできる宿です。



ちなみに私は上高地の前泊として泊まりました




坂巻温泉旅館に一人泊
【坂巻温泉旅館のアクセス】松本駅からバス(予約推奨)で1時間。トンネルとトンネルの間の宿
- 長野県松本市安曇上高地
- 松本駅からバスに乗り1時間弱「坂巻温泉」で下車、バス停目の前。
- 新宿→松本は特急あずさで2時間半、または高速バスで3時間ちょっと
坂巻温泉までは公共交通機関のみでアクセス可能です。




私の場合、まずは東京から松本へ向かいます。高速バスor特急あずさの選択肢がありましたが今回は安い高速バスで向かいました。新宿バスタ→松本バスターミナル(以下松本BT)へは所要時間3時間ちょっと、料金は3600円でした。


JR松本駅近くにある松本BTからバスに乗って坂巻温泉に向かいます。


この松本BT→坂巻温泉の区間はアルピコが運行しており、予約制です⚠️
ハイシーズンはすぐ満席になりますので、旅程が決まり次第早めに予約することを強くお勧めします。予約はハイウェイバスドットコムからできます(↑アルピコのサイトから飛んでください)。一応空席があれば予約なしでも乗れるようです。
坂巻温泉までは車で行くこともできます。ただし、それ以遠の上高地散策を考えている人は注意が必要。上高地はマイカー規制があるので釜トンネルより奥には自家用車で入れません。坂巻温泉では宿泊者は車を預かってくれるそうなので停めておいて、上高地にはバスかタクシーで行くことになります。


バスに1時間弱揺られて「坂巻温泉」バス停到着です。名前の通りこのバス停の真向かいに坂巻温泉旅館があります。


この写真でいう左右両方にトンネルがあります。トンネルとトンネルの間にある宿とは聞いていたのですが確かに慣れていない人は見落としてしまいそうになる場所です。


宿の前には温泉もありました。


見た目は山小屋風なのですが中は大層立派だったので良い意味で裏切られる外観。


とっても立派な玄関!日本秘湯を守る会の大きい提灯もいい雰囲気を醸し出しています。
【坂巻温泉旅館のお部屋】シンプルな和室ながらも景色良好◎


今回宿泊したのは和室6畳Aという一番リーズナブルなお部屋。お手洗いは共用ですが洗面台はあるお部屋です。6畳ですが広縁もあるのでかなり広々としています。
ちなみに坂巻温泉旅館にはバス・トイレ付きのお部屋はないそうです。


窓側から見るとこんな感じ。建物自体はそれなりに年季を感じるのですが、お手入れが行き届いており適宜リノベもしている印象。非常に快適でした。




広縁は外の緑を臨む造りで非常に景色が良い!!トイレは部屋の外とはいえ、洗面台があるだけで大変ありがたいです。


テレビと金庫、電話はありますが冷蔵庫はなし。そういえばロビー付近に飲食物の持ち込み禁止の張り紙がありました。




お茶はティーバッグタイプでしたが郷土のお菓子も用意されていました。ケトルはお盆にのせて畳の上に。




入り口付近にクローゼット。浴衣などのアメニティはこちらに。浴衣、丹前、帯、バスタオルと…


カミソリ、靴下、タオルに歯ブラシがありました。温泉タオルでミントグリーンのタオルは珍しい気がします。


お布団は夕食の間に敷いていただき、朝食の間にしまっていただく形式。昨今、同じ価格帯の宿でもお布団はチェックインからチェックアウトまで敷きっぱなしが多いので、ちょっと感動。ええ旅館や〜〜。
ちなみにお手洗いは男女別で1階と2階にありました。
【坂巻温泉旅館の温泉】内湯と露天風呂どちらも圧倒的な湯量で豪快に掛け流し。


お風呂は男女別で内湯と露天風呂があります。成分表はどうしても写り込みが発生してしまった関係で、斜めからの角度で失礼。


まずは露天風呂から紹介します。一度外に出る必要があります。


右手が男性、左手が女性。この通り、男湯は階段上から丸見えであります…。




脱衣所なども外にあって簡易な感じです。ちなみに露天風呂には洗い場はありません。


緑に囲まれていてとても景色の良いお風呂です。


源泉が高温のため加水のみありですが、もちろん循環濾過はなし。加水率は30〜40%と宿のHPに書かれていました。


足元は玉砂利!足ツボみたいで気持ち良いけど気をつけないと足を持っていかれます笑。そして思ったより深い!何より湯の花がすごいです。写真だと伝わりにくいのですが卵スープくらい湯の花があります。


ふんわりと香る硫黄の香り。優しい〜。加水のおかげで適温で、おそらく40-41度くらいだと思います。加水しても温泉の成分はかなりストロングで、湯量もスバラシイ。勿体無いくらいの掛け流しです。
何より近くを流れる梓川の水の音と、カエルや虫の鳴く声が非日常感たっぷり。ああ自然っていいな〜〜温泉のある国に生まれてよかったなあ〜〜と感じさせられる温泉でした。
続いて内風呂!2階にあります。






脱衣所には最新式の筒状の扇風機がありました。化粧水などのアメニティはなく、ドライヤーが一つ。


お風呂はタイル造りで広々としています。こちらも窓から見える新緑が美しいです。




シャワーは左右に合計4つ。


リンスインシャンプー、ボディーソープ、石鹸。


こちらもザーザー掛け流し。


露天風呂と比べると浴槽が狭いので、内湯の方がオーバーフローしていました。そして写真でも伝わるこの湯の花の量。


窓についていた温度表示によると湯温は41.3度。滞在中何度も入りましたが大体41度くらいでした。露天風呂が人気なのでラッキーなことに内湯はいつも独占状態で入れました。
小窓も常時開けられていたので熱気が籠ることなくのぼせず、心ゆくまでお湯につかれます。
【坂巻温泉旅館のお食事】季節の山菜や土地の食材をふんだんに使った山のご馳走が並ぶ
夕食は18時から、朝食は選択制で7時か7時半から2階にある食事会場でいただきます。
夕食


食事会場は宿の規模を考えると割と広めの造りで、席と席の間には衝立もあります。この時は一人泊の人も私の他にも複数泊まっているようでした。


こちらはお部屋においてあったドリンクメニュー。生ビールは夏季限定で残念ながらこの時(6月)はなかったので、大人しくキリンラガーの中瓶をいただくことにします。


乾杯!


宿の方から「焼きたてですからこれを一番に召し上がってください。両手でガブリといけますよ」と教えていただいた岩魚の塩焼き。
焼きたてで皮はパリパリ、身はフワフワで美味しい!塩加減も良い感じです。


次は「温かいうちにどうぞ」と言っていただいた鯉の味噌煮。山奥の宿なので鯉は出るだろうと思っていたのですがまさか煮付けで来るとは!(あらいで来るかなと思っていました)


「山菜の美味しい時期においでくださいました」と本日の山菜の説明もしていただきました。左から山うどの胡麻和え、わらび、そして蕗味噌。




天ぷらも…魚の下に隠れていた山菜たち。こちらも左からウドブキという市場にはほぼ出回らない山菜、蕗のとう、こごみ。
うどぶきは初めて聞いたのですがウドとフキを合わせたような味と香りとのこと。食べてもちょっとよく分からなかったのですが、色々と解説していただき珍しい山菜もたくさんいただけて満足です。


サーモンと馬刺し。




信州牛の陶板焼き。きめ細かいサシで脂が上品でとても美味しかったです。


お食事の量が多く、すでにお腹パンパンだったのでご飯はキャンセルしてお味噌汁とお漬物だけいただきました。味噌汁の味噌は5年醗酵させたものだそうで確かに深みがあって美味しい。


最後に水菓子を。しっかり冷えたオレンジが最後にさっぱりと美味しい!
温泉を目当てに決めた宿だったので食事は調べていなかったのですが大満足でした。
特に季節の山菜をたくさんいただけたのが嬉しかったです!
朝食
朝食は7時か7時半に同じ会場でいただきます。


ザ・旅館の和食と言った感じで品数も多いです。ご飯はお櫃でいただけます。


鮎の甘露煮かな?


とろろと温泉たまご。


かまぼこ、フキ、梅。


そして朝もおいしかったお味噌汁。


食後にはコーヒーをいただきました。
ボリュームもありしっかり朝から元気チャージできる内容でした。おかげで上高地散策も元気にできましたよ!
【おまけ】上高地までの交通手段について


坂巻温泉から上高地までのアクセスは主に3つ。
- バス
- タクシー
- 宿の送迎(片道のみ)
バスはアルピコ交通に問い合わせたところ坂巻温泉ー上高地BT間は予約不可(2026年6月時点)とのこと。宿の向かいのバス停で待ち、空席があれば乗れるそうです。
タクシーは前日夜9時までに宿にお願いすれば手配してくれるそうですがハイシーズンは難しい場合もあるとのことです。ちなみに一台3000円程度。
最後に送迎ですが、2026年6月時点では宿のHPにも記載のある通り坂巻温泉旅館のNETシステムで二食付きプランを予約をした場合、上高地BTまでの送迎をして下さいます(往路のみ)。詳しくはHPをしっかり読んでください。
ただし一名一室の場合、その他割引利用の場合は対象外ということで一人宿泊の私はバスで行こうかなと思っていたのですが…。対象のお客さんが上高地までの送迎をお願いしており、かつ空席があるとのことで送っていただけました〜〜〜!ラッキーそして感謝!!
とはいえ一名利用時はあくまでも他の方の送迎があって空席がある時に御相伴にあずかる、という感じにはなると思います。まずは公共交通機関でいく方法を調べることをおすすめいたします。



今回は本当にラッキーでした
まとめ:豪快に溢れる温泉と山菜料理。上高地の前後泊におすすめ


アクセスのしやすさ
松本駅からバスで1時間でアクセスは割と良い。バスの本数はそこそこあるが昨今の上高地の人気を考えると予約をした方が無難。一泊して上高地に行く人はよく計画を立てる必要あり。
料金
山奥の宿で素晴らしい温泉、美味しい食事がいただけるのでやや割安に感じた。宿泊者は上高地散策前に車を預かってもらえたり、条件はあるが上高地BTまでの片道送迎もついていると考えるとかなりお得。部屋にトイレがついていないことだけは要考慮。私は全然大丈夫。
温泉
豪快な掛け流し。景色や雰囲気を含めても素晴らしい温泉と言える。加水はしているものの源泉量も多いため浴感的にも全く問題なし。
食事
泊まった時期がラッキーだったのかもしれないが、山で採れた山菜がたくさん出てきて嬉しかった。食事は量も十分で味も美味しく満足度はかなり高い。夏季限定の生ビールが6月になかったのはちょっと残念。








